2024/09/12 23:26

すたこらさっさっさっ
梅田という地には、
祈りと願いが込められている。
祈りは座敷わらしとして、
広場の片隅に棲む。
菅原道真からはじまる梅田の歴史は、阪急を創設した小林一三、
紀伊國屋書店をつくった田辺茂一へ受け継がれた。
令和のいま、茂一の座敷わらしが、
大阪らしい予想外の展開を繰り広げているのを見ている。
祖祖母、父、娘の三代と、運命の縁でつながった人たちが、
大阪梅田、西成、京都祇園を舞台に、虚実入り交じって描かれる、
ちょっとあったかくて、良い物語。(出版社)