2024/06/30 18:36


【風の駅新刊入荷情報】
長い読書

小説を読みはじめた子ども時代、
音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、
仕事と子育てのあいまに
毎日の読書を続ける現在まで。
吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を
創業し、文学をこよなく愛する著者が、
これまで本と過ごした生活と、
いくつかの忘れがたい瞬間について
考え、描いた37篇のエッセイ。
本に対する憧れと、こころの疲れ。
ようやく薄い文庫本が読めた喜び。
小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。
仕事仲間の愛読書に感じた、
こころの震え。
子育て中に幾度も開いた、
大切な本・・。
本について語る、
あるいは論じるだけではなく、
読むひとの時間に寄り添い、
振り返ってともに考える、
無二の散文集。(出版社)