2020/06/17 21:34

よくYさんが茶道のお話を紹介して下さるのだが、
夏になると炉が風炉に変わる。
その意味をこの本の中で、武者小路千家の千宗守さんが記している。
炉は茶室のほぼ真ん中に切ってあり、亭主と客が相対し、和気藹々となる。
対して風炉は客を熱から遠ざけるため部屋の隅に置く。
すると客に背を向けることになる。
和気藹々の雰囲気は薄れるが凛とした雰囲気がただよう。
なるほど。茶道とは深いものやなあと思った。