2020/02/29 01:23

この本はすごいと思います。
民俗学者柳田国男先生の清光哀史にもありますが、
「なにゃあとやあれなにゃあとなされのう」の意味を尋ねるも
笑って教えてはくれなかった・・の世界です。
丁寧に聞き込みを続けまとめ上げた一冊は未知の世界を広げてくれるでしょう。

第1部(オシンコウ二皿ください/石のようになった人/わたしの「友だち」
/かのさんのカロ/はるさんのクロカゲ/ひと山越えても鹿おらん
/エゾと呼ばれた人たち/みはるさんの『冬の夜ばなし』)
/第2部(寂寞ということ/「捨てる」ということ/母なるもの、子なるもの
/「現代の民話」について/一粒の豆を握る・一粒の豆を見失う
/「ふしぎ」の根をさがす/
山の民についてー猿鉄砲のむかし/浜で出会った人たち/ゆめのゆめのサーカス)