2017/10/29 03:36
「下の看板に書いてあったパンの本はどれ?」
おじ様がドアを開けた。
「これです。気になる京都の3です」
見本をお渡しする。
「うん。これいいね。もらうから。中で珈琲も飲めるの?」...
珈琲を飲んで下さる。
本を読まれながら、珈琲が美味しいと言って下さる。
「この商店街には週の半分くらい来るんだよ」
そう言ってクリーニングの大きな袋を掲げて、店を後に。
お好きなパンが見つかるといいな。
気になる京都が生活の良きパートナーになりますように。
そう思いながら見送った。