2015/12/25 11:31
これは東京の高円寺でレコード店を営んでいる
田口史人さんが書かれた本なのですが、
面白くてびっくりしました。
と、言うのも沢山のレコードを聴きこんでいる店主が書く本・・
きっとレコードの歴史とか、どれほど価値のあるものだとか、
そんな薀蓄いっぱいの内容だと思ったのです。
当方全くそんな知識が無いので、あまり興味もなく。
ところがです。
確かにレコードの紹介が並ぶのですが、
見たとも無いレコード達が何のために生まれたのか?
例えば催眠術と言うレコード。
国鉄が単身赴任者家族のためにつくったレコード。
す、すごい。
こんなに色々なレコードがこの世に存在するとは。
うげっ、なんと面白いんだ、この本は!
レコードに興味の無い方も毛嫌いせずに。
きっと一生モノの本になりますよ。